Travel

そして,また悲劇が。

懐かしのNCに戻る日。飛行機は午後の10時と遅い出発なので昼間はのんびりとロンドンのキュー・ガーデンズ*1という植物園をぶらぶら。ここの温室は,単なるガラス張りというだけでなく,キレイに装飾が施してあってしかも広い。飛行機の時間があるため4…

プロヴァンスへの思い入れ

この日は朝の6時台のTGVでエクスからパリへ。パリ北駅からユーロスターに乗って霧の都へと逆戻り。胸高鳴らせた行きのユーロスターとは打って変わって爆睡している間にドーバー海峡を渡っていた。次回は是非ドーバー海峡をフェリー*1で渡ってみたい。 私…

アヴィニョンの橋の上で♪

只今絶賛中のエクス。ただ,ここは純粋に観光すると半日で見終わってしまうところ。エクス観光後は,バスを使って近隣の名所に行くことが正しい(?)楽しみ方。 ということで,フランス実質最終日のこの日を近隣のマルセイユかアビニョンかアルルかいずれに…

エクスの休日

エクサンプロヴァンス(以下「エクス」)*1は持参した日本語ガイドブックには掲載されていない街。それだけに先入観を持たずに来たのがよかったのか,のんびりムードの日曜日に来たのがよかったのか…とにかく私はこの街が気に入った。昨日までセーターの上に…

モンサンの悲劇

予定によればこの日フランス北西部のモンサンミッシェル(以下「モンサン」)から一気に南仏のエクサンプロヴァンスに向うところ,モンサンの最寄駅レンヌから南仏にはダイレクトに行くTGVはなく,一旦パリに戻ることになる。そして,レンヌ発パリ行きの…

海であって海ではない,陸であって陸ではない場所

個人的にはフランス旅行の目玉,世界遺産でもあるモンサンミッシェル*1へ。13世紀にベネディクト派だかの僧院(のちに監獄)が小島に建てられているが,潮の満ち引きが激しいため,干潮時には陸続きの島が満潮時には海に浮かんでいるように見える姿が有名…

パリ最終日

後日付の日記を毎日更新するのに疲れてきた今日この頃。毎日ブログを更新する人って素直にすごいと思える。あと1週間分お付き合い下さいませ。 パリ実質最終日のこの日は,カルトミュゼ*1を持って興味はないけど一応押さえておいた方がいいと思われるルーブ…

マルモッタン美術館−オランジュリーの代わりに

印象派絵画を集めたパリのオランジュリー美術館は全面改装のため休館中。モネ気分が高まる中,ルーブルよりもオルセーよりも何よりも「睡蓮」の連作があるオランジュリーに行きたかったのに(寒くて外を歩きたくないというのも。)…という私が向った先は,オ…

ジヴェルニーのモネの庭

モネの絵がそれも花の絵が大好きなので,この日はパリ見物よりも先に,「睡蓮」等の傑作が生まれたジヴェルニーのモネの家と庭へ。パリからバスで3時間ほど西に走ればそこは既にノルマンディー地方。 この日はものすごく寒く,時々氷の粒が宙を舞っていた。…

初ユーロスター

この日はユーロスターに乗ってロンドンのウォータールー駅からパリの北駅へと移動。海で隔てられた国を,しかも首都同士を結ぶ電車なんて何てロマンチックなんだろう。私がずっと憧れているカリフォルニアゼファー号*1よりもロマンチック度は高いとみた。 イ…

ストーンヘンジバスツアーとイギリス食べ物考

最近トラベルネタが続きどこがabogadaやねんというつっこみを自分で入れつつ,旅行記は備忘のためと割り切ってこのまま続きます。 早起きして世界遺産のストーンヘンジ*1とロンドン南西部のバースへ。予め英語版バスツアーに申し込んでいたのがバス乗り場で…

友達に会いに

大学時代の友達に5年ぶりに会うために電車を乗り継いでウィンブルドンまで。というわけで今日は観光はお休み。午後の4時ころから日付の変わるころまでダラダラと飲み続ける。久しぶりでもすぐ昔に戻れる。

大英博物館にて

真面目に見て回ったら1週間以上の日数を要するという大英博物館*1。アメリカの美術館博物館の類もそうだが,展示物が多すぎ。真剣に見ていても疲れてきてお腹が空いてきて芸術どころではなくなる。そういう経験を繰り返し,学習したのか私の体も一つ一つの…

ステキステキな都さん

イギリスロイヤルバレエ団の「リーズの結婚」*1を見にオペラ座に。ここは以前熊川哲也が,今は吉田都さんがプリンシパルとして在籍するバレエ団であり,ダンス好きとしては一度見ておきたかった。 何よりも主役の吉田都さんが素晴らしい。キュートで可憐な村…

故プリンセスダイアナの扱い

ロンドンの公園は大きくても安全で清潔な感じがする。珍しくいい天気のこの日の午後,故ダイアナ妃の住まいだったケンジントン宮殿のあるケンジントンガーデンズとそれに隣接するハイドパークを散歩。 皆に人気のある故ダイアナ妃の公的な扱いについては当局…

イギリス版お化け屋敷

5月1日から5月18日までふらっとイギリスとフランスに旅行し,無事戻ってきました。飛行機に乗り遅れたり,田舎の1日2本しかないバスのうち1本がこなかったりと旅の醍醐味ともいえるトラブルも続発し,トラブルの思い出が強烈なためその他のことを忘…

アリゾナの空の色の石

アメリカンインディアン居留地のお土産と言えばインディアンジュエリー。これからの季節にぴったりなターコイズ(トルコ石)のアクセサリーを求めて感じのいい小さなインディアンジュエリー屋に立ち寄った。ここに来て思ったのが,ターコイズの一大産地であ…

ナバホ自治区

早くも旅行最終日(正しくはこの日の夜遅くにアリゾナを発ち,翌朝8時にNC到着)。この旅行の反省点があるとすれば,アリゾナは広大すぎて東海岸からの週末旅行は少し無謀だったという点か*1。 ホテルのコンシェルジェにまで「(自治区内の主要観光地までは…

アメリカで最も美しい場所へ

前にも書いたが,アリゾナ州セドナ(Sedona)はUSA today「アメリカで最も美しい場所10選」で栄えある第1位に選ばれている*1。インスピレーションが得られるとかでマドンナの別荘もあるらしい。 フェニックスからサボテンを眺めつつ北上すること約2時間。…

太陽の谷

午後から休みをとってアリゾナの州都フェニックス(Phoenix)へ。直行便で約5時間,時差は3時間。フェニックスは太陽の谷(valley of the sun)という愛称のとおり1年間のうち300日以上は晴天で,そのせいもあってかフェニックスのすぐ隣町のテンピなん…

アリゾナ行こう

なぜか「サボテン見にアリゾナに!」と突然思い立ち,思いたったが吉日,その場で飛行機を予約した。東海岸エスタブリッシュメントや南部お気楽田舎とは全く違う“外国”っぽいところを求めているのかも。夏は摂氏40度をゆうに越える灼熱地獄になるというアリゾ…

ようやく部屋を決めた。幾分予算オーバーながらも,私のほぼ全ての希望を満たしているのでまあよしとする。賭けてもいいが,いままでもこれからも含め人生最良のアパートであることは明らか*1。空港(当然ながら日本への直行便は出ていない空港)に程近く,…

ここでは通常,日本のように不動産業者を介してアパートを決めるのではなく,アパートにマネジメントオフィスなるものがあり,そこに直接行ってアパートを決めるという方式がとられている*1敷金も礼金もいらないので,日本に比べると引越しはしやすいのでは…

この10月から始まるインターンのためにNC内で引越しをしなければならず,この週末を利用して新しいアパートを決めるつもりでいる。実は今のアパートの契約が今月末で切れるため*1かなり切羽詰った状況にある。それに加え,アパートの契約期間は,普通1年,少な…

NY滞在も今日で終わり。この間にデルタ航空とノースウェスト航空がなぜか同時にChapter11の申請をした関係で,ストでもあったのか,やたらと飛行機が遅れたり,キャンセルされたりしている。おかげで,デルタ航空でNCに戻ることになっていた私はJFK空港で約9時…

アメリカに戻ると,その3日後に両親もNCへやって来た。英語がほとんどできなくてもこのアメリカの片田舎へ飛行機を乗り継いで来ることができるということが一応証明できたようである(勿論さまざまな人の手助けがあってのこと。)。NCにずっと居てもあまり何…

試験は明日と明後日で,今日は試験会場の下見以外は予定はなし。なぜかいきなり道を間違え,全くの逆方向に行ってしまう。それがどうも市の中心部分だったようで,期せずして観光までできてしまった。肝心の会場は,普段はバスケットボールの試合などが行わ…

長々とDC旅日記を書いているが,実は本日が見学旅行のメインの日である。DCの建物はみな荘厳な雰囲気を漂わせているが,ことさらに重々しいギリシャ風の建築物がここ合衆国連邦最高裁判所である。今日は弁論が開かれる日ということで,一般の人にも公開され…

昨日と違い,ごくごく普通にDC観光を楽しむ。この週末は天気も悪く冷え込んでいる。ノースカロライナではもう必要のない厚手のコートがこちらではまだ必須であるらしい。寒さを我慢できず土産物を売っている屋台で3ドルの手袋を買う。その横で友人が21枚…

NCから車で走ること約6時間,金曜日の夜遅くに“最も近い都会”ワシントンDCに無事到着。実質初日となる今日は,DCめぐりではなく,なぜか軍オタクの同級生と共にUnited States Naval Academy*1のあるアナポリスへ。DCから東へ1時間,もはやDCではなく隣のメ…