故プリンセスダイアナの扱い

ロンドンの公園は大きくても安全で清潔な感じがする。珍しくいい天気のこの日の午後,故ダイアナ妃の住まいだったケンジントン宮殿のあるケンジントンガーデンズとそれに隣接するハイドパークを散歩。


皆に人気のある故ダイアナ妃の公的な扱いについては当局の苦労のあとが窺え,例えばこの公園にあるダイアナ妃記念噴水(Dianna's memorial fountain)も噴水という言葉から連想されるような華麗なものではなく,ちょっと見たところ地味ーな泉で,ただ泉の流れがその時々のダイアナの感情を表しているらしく,最先端の細かな技術が用いられているというもの。気付かなければ通り過ぎてしまいそうな噴水だった。


そういえばこの日の午前中行ったマダム・タッソー蝋人形館*1でも,他のロイヤルファミリーの蝋人形が華々しく中央に飾られていたのに,故ダイアナ妃だけが消火器の横という隅の方のポジションに追いやられていた。その少し後ろにはなぜかインドのガンジーが(笑)。ちょっと前までは故ダイアナ妃の蝋人形は中央に飾ってあったんだろうなと想像がついた。

*1:マダム・タッソーさんが投獄中に覚えた技術で蝋人形を作ったのが最初らしい。世界中の有名人の蝋人形が飾ってあり入場者は自由に一緒に写真が撮れる。http://www.madame-tussauds.com/