オルヴィエートに年越しに

fkitty2006-12-28

ドイツから帰ってきて息をつくまもなく、イタリアはウンブリア州のオルビエート*1へ。ここでは新年にかけてヨーロッパ中から人が集まるジャズフェスティバルが毎年開催されるのでそれを見に。
突然ですが…オルヴィエートは世界で一番美しくリラックスできる都市です!。とにかく中世の面影を残す石畳の町並みは美しくて、人が少なくて、どこをとってもThat’s イタリア、いやQuesta イタリアという感じで絵になって。田舎なのでそれほど治安も悪くない。ジャズフェスティバルと言われて来たけど、それよりも街がすばらしい。

オルヴィエートでは、別の出会いもあった。友達のLちゃんの地元バーリ(オルヴィエートからは遠くはなれた場所)から彼女の友人が10人位このジャズフェスティバル目当てに来ていた。今までずっとイタリアに住んでいたけど、学校ではイタリア人以外の人が圧倒的に多かったからか、イタリア人がこれだけ集まって、議論して、議論がまとまらなくなって、という悲惨な現場は見たことがない。食事の場所や遊びに行く場所を決めるだけでも全員参加型の大議論となる。イタリア語が分からないのは幸いだったけれど、それでもその場にいるだけでも本当に疲れる。グループ内のもう1人の外国人(フランス人)と「イタリア人にはついていけない」と愚痴を言い合う。フランス人がいてくれてよかった。