ドイツ電車旅行の終わり

ブパタルからケルンに移動し、大聖堂を見てから、トリノへの飛行機が出ているフランクフルトへ電車で向かう。短い間だったけれど、電車が発達しているので広いドイツを結構回れた。フランクフルト駅到着時刻は夜も遅く、観光せず駅でビビンパもどきを食べたのみ。しょうゆの味が旅の疲れた体にやさしい。
ドイツを離れるにあたり、ドイツの何とも言えない、日本にいる感じに似た目に見えない安心感(社会への信頼感とでも言おうか)がとても大切なもののように感じる。明日からまたイタリアでの戦いの日々が始まるかと思うと余計に。この旅の途中で考える時間もあり、遅まきながら「フィレンツェの法律事務所研修が終わったら日本に帰る」という気持ちが芽生えてきた。ビビンパもどきのせいかもしれないが。