ストーンヘンジバスツアーとイギリス食べ物考

最近トラベルネタが続きどこがabogadaやねんというつっこみを自分で入れつつ，旅行記は備忘のためと割り切ってこのまま続きます。

早起きして世界遺産のストーンヘンジ*1とロンドン南西部のバースへ。予め英語版バスツアーに申し込んでいたのがバス乗り場でなぜか我々のツアーと別の日本語版ツアーの団体とが同じバスに乗ることに。ガイドは日英バイリンガルのイギリス人のおばちゃん。英語で「右に見えますのは…」とガイドをしたと思ったら続いて日本語で同じことをやるので大変忙しい。日本語ガイドのときは既に右に見えていた建物をバスが通り過ぎてしまっていたり。このガイドは私達が日本人と知るや日本語で話しかけたそうなそぶりをしたが，遂に最後まで英語で話した（彼女の英語でのガイドは素晴らしかったのだ。）。ちょっと大人気なかったかしらん。

ストーンヘンジは写真のとおり，何もないだだっぴろい平野に突如として現れたミステリアスな石。これが何のために作られたかは諸説あるもいまだ分かっていないとのこと。今写真を見れば実際よりも神秘的な気がする。実際には石をたくさんの観光客が取り巻いているから。昔は観光客がストーンヘンジを触れたらしいが，石の磨耗を避けるためか現在はストーンヘンジの周りにロープが張られて石には近づけない。

ストーンヘンジ入り口脇にある売店のチーズスコーンがおいしいとガイドから聞いて早速挑戦したつもりが，私が頼んだいちごとクロテッドクリームをはさんだスコーンは名物のチーズスコーンではなく普通のスコーンだったのでちょっと悲しくなる。友人から分けてもらった本物のチーズスコーンは暖かくてフワフワで軽くなかなか美味しい。

食べ物話ついでに，イギリスの食べ物がまずいと言われているのはアメリカ飯がまずいと言われているのと同じだなという感想を持った。つまり食べる場所と食べるものを選べばなかなかどうして素敵なものに巡りあえるということ。このイギリス旅行で食べたものは大抵美味しかった。いかにも観光客向けという店に入ると予想通り失敗するので注意*2。この後行くフランスのように適当に店に入っても大体食べ物がおいしいという国の方がむしろ貴重なのかもしれない。

*1:http://en.wikipedia.org/wiki/Stonehenge

*2:シャーロックホームズ博物館の向かいのデリ○○とか××ガーデンズの中のレストランとか