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NY滞在も今日で終わり。この間にデルタ航空とノースウェスト航空がなぜか同時にChapter11の申請をした関係で,ストでもあったのか,やたらと飛行機が遅れたり,キャンセルされたりしている。おかげで,デルタ航空でNCに戻ることになっていた私はJFK空港で約９時間を過ごす羽目になる。
さて,ジェニファーという名前は,少なくともNCの若い女性の中では最もポピュラーな名前である*1が,今回のジェニファーとは,今年Brad Pitt （以下「ブラピ」）との離婚が話題になったJenifer Aniston（以下「ジェナ」）のこと。７月から飛行機に乗る機会が多く,その度にPeople*2のようなゴシップ雑誌を旅のお供にしていたのだが,ほどなくして,トップ記事が全てジェナ関係のそれであることに気づいた。時系列的な正確さには欠けるが,ブラピが映画で共演したAngelina Jolie（以下「アンジー」）と交際を始める→アンジーの２番目の養子が深刻な病気にかかる→アンジーがそれを略奪愛のせいと自分を責め,ブラピとの交際をあきらめたかのようになる→ジェナが全国雑誌に初めて破局の真相を語る。ブラピ激怒。アンジーとの交際は続く→ジェナに別の男性（ヴィンス某）現れる→ヴィンス某がブラピの友人だったため,ブラピ激怒→アンジーに妊娠疑惑→ジェナとヴィンス某が破局。ジェナはまだブラピが好き→アンジーとブラピが結婚準備。とまあ,７月から９月前半までの間にこれだけの記事である。情報の出所は全て「ジェナの親しい友人」やら「２人をよく知る人」やらで怪しさ満点なのであるが,うまい具合にその情報を裏付けるような写真も一緒に掲載されているため, 結構楽しめる作りとなっている。
これでも最初は英語の勉強のためと雑誌を読んでいたが,語彙レベルやあまりのスラングから,勉強にならないことに気づいた。と言いながらこれを「今週のジェニファー劇場」と名づけ,楽しみにしていたりする。
