ブパタル滞在

ベルリンから高速特急でひたすら西へ。ドイツを一気に横断して遊園地の乗り物のような吊るすタイプの電車が走る人口35万人の都市ブパタル*1へ。クリスマスシーズン真っ只中に他人の家を訪ねるおそれを知らない日本人の私。つまり、西洋のクリスマスは日本のお正月に近く、日本のお正月は西洋のクリスマスに近い感覚があるので、クリスマスにわけの分からない外人を迎えるということは(後になって思えば)相手の立場になってみれば変わったこと。にもかかわらず「クリスマスにおいで。」と言ってくれた友人に感謝感謝。

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ベルリン旧市街散策

旧同盟国人としてやはりここには行っておかねば。というわけで保存されているベルリンの壁へ。壁はかなりの長さに渡って保存されている。落書きばかりで、どうってことのない高速道路の騒音を防ぐための塀のような外観だけれど、当時は同じ塀の向こうとこちら側で別の国、別の体制になった。敗戦後日本もアメリカとロシアの統治下において分断されるという話が一瞬あったようだけれど、それが実現していればこんな感じで、西日本出身の私が東京で働いているという現実も違うものになったかもしれない。

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ベルリンにて

ザグレブからベルリンまで、なじみのない国々を乗り越え頑張ってたどり着いた(ただ座っていただけ)。今回、アメリカ時代のクラスメートのドイツの友人の家を訪ねるにあたり、ドイツの他の街に行く程度の余裕があり、トリノで会ったスロベニア人の友達が「ベルリンは世界で一番美しい街」と言っていたのを聞いてベルリンに寄ろうと決めた。

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大陸縦断列車の旅

今日は、まる半日以上をかけて列車でザグレブからベルリンへ。クロアチアの隣のスロベニアで今度は観光客として再びEU入りするところ、列車なので国境であれこれ聞かれないだろうとの戦略よりも、単に日本にはない国境を越える列車に興味があっただけ。ユーロスターしかり、トリノからバーゼルに行ったときもしかり*1

*1:そういえば、アメリカでは国境越えではなかったけれどシカゴからサンフランシスコへ横断したり、ノースカロライナからNYに縦断したり。

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