大陸縦断列車の旅

今日は、まる半日以上をかけて列車でザグレブからベルリンへ。クロアチアの隣のスロベニアで今度は観光客として再びEU入りするところ、列車なので国境であれこれ聞かれないだろうとの戦略よりも、単に日本にはない国境を越える列車に興味があっただけ。ユーロスターしかり、トリノからバーゼルに行ったときもしかり*1
列車の手配は、ドイツの鉄道会社DB*2のウェブサイトから。ここのシステムは本当に素晴らしい。チケットの誤手配当たり前、システムダウン当たり前の毎度いい加減なトレニイタリアで今まで散々な目にあっていたので余計にそう感じる。日独伊3国軍事同盟にドイツが入っていたのはよく分かるが、なぜイタリアが入っていたのだろうと感じる瞬間。

サラエボを始発としている列車は本当に人が少なく、食堂車に入ったが最後、陽気なユーゴ人の車掌とシェフ達の格好のからかいの対象になった。私がコーヒーを飲んでいる4人がけのテーブルに3人が押しかけ、なにやら分からない言語でやかましく話しかけてくる。この地域の人達は人はいいけれど愛想がないという私の印象を見事に覆してくれた。

そのほかは、本も読まずただボーッとしているだけ。この3ヶ月間半のことを振り返りつつ。終わってしまうと何だかあっという間だった。この3ヶ月間のことをきれいな言葉でまとめることはまだできないけれど、すごく充実していた。

*1:そういえば、アメリカでは国境越えではなかったけれどシカゴからサンフランシスコへ横断したり、ノースカロライナからNYに縦断したり。

*2:Deutsche Bahn: bahn.de - Ihr Mobilitätsportal für Reisen, Bahn, Urlaub, Hotels, Städtereisen und Mietwagen