Studio tutto il giorno(終日勉強中)

もう筆記テストはないけれど、来年の3月に仕上げる卒業論文の骨子のプレゼンを来週教授陣の前でするという大仕事に向け、詰めの作業にとりかかる。もちろん授業は朝からあるが、「授業より論文に集中しなさい。」という緩い雰囲気が漂う。

フォーマルな英語のプレゼンはこれが始めて。英語プレゼン自体の練習をしている時間などなく若干の不安もあるが、それでもアメリカでアメリカ人ばかりの中に1人放り込まれてグループワークをしていた頃(2年前ころの日記参照)よりは情況としてはましであろうとか、英語ネイティブはインド系とアフリカ系のみじゃないかとか、自分を勇気付けつつ当日のことはなるべく考えないようにする。
私の論文はイタリアらしくファッションデザインの法的保護をテーマにしているが、生活の大半を費やしている論文のテーマを興味のもてるものにしておいてよかったとしみじみ。アメリカのロースクール時代に提出したペーパーは当時の流行に乗ってSOX法がらみにしたところ、資料はうなるほどあるものの興味がもてないので筆が進まずに困った。こう考えると、アメリカでの失敗は結構イタリアで生かされているのもしれない。