イタリア居残り決定

fkitty2006-12-05

この月でイタリアでの勉強期間は終了。WIPOの修士コースは来年3月までだけれど、皆自国に戻って卒業論文を仕上げることになっているので、卒業の雰囲気が漂い、夜9時に始まって朝まで続く飲み会が頻繁に行われている。

そんな時、ティーチングアシスタントに呼ばれ、フィレンツェでブランドを扱うIPローファームのインターンに興味はないかと打診を受けた。そもそも、このコースでは、卒業後数名がWIPO等で短期インターンの職を得ることができるというおまけがついていたが、何しろ慌しいので忘れていた。

ロースクールからインターンのためにもらえる奨学金は1ヶ月分。1ヶ月で仕事の何が分かるのかという気が正直するけれども、何よりも花の都フィレンツェ!今まで勉強ばかりだったのが、やっとイタリアを楽しめる機会が来たとばかり、即答で行きますと返事をする。「冷静と情熱のあいだ」を映画で見てからフィレンツェに憧れていたけれど、こんな形で現実になろうとは…。

ビザの延長手続き等が面倒くさいということなど考えないようにして、とても親しくなったイタリアの友人達と当分は別れなくてよいということにすっかり浮かれてしまった1日。