ジュネーブは高い？

ジュネーブに来る前から散々「ジュネーブの物価は高い。外でビールを飲むのも勇気がいる。」ということを聞かされていた。ただでさえのユーロ（スイスフラン）高。クラスメートの半分（全員途上国出身）はジュネーブ手当てということでＷＩＰＯから３００ユーロ分支給されているほど。
さて小雨がぱらつくこの夜,手当ての支給されない一応先進国出身のイタリア人と日本人はジュネーブの美味しくて安いレストランを求めてダウンタウンをさ迷うはめになる。普段の夕食ごときに２０ユーロ（約３０００円）以上は払いたくなかったがこれが結構難しい。結局１６ユーロで前菜とパスタのセットつまりイタリアン（！）に*1。ビールを２杯飲んでいるので結局２０ユーロは超えてしまっているのはまあ仕方ないとして。それにしても,　ジュネーブのレストランは国連の本部という土地柄もあってとても国際色豊か。ありとあらゆる国のレストランが小さなダウンタウン一杯に詰まっている。

物価については,それまで聞いていたほど高いという印象はなかった。トリノより１０％程度高い気がするが,それは旅行者だからリーズナブルな場所を知らないということもあるし。ロンドン（東京の物価の約２倍はする。）を経験したことで私の中の物価基準が大幅に緩くなっているのは確か。

*1:Ｌちゃん（イタリア南部出身）に言わせると味は悪くなかったとのこと。