Evil call

それにしても長い研修旅行だ。一応朝から夕方まで講義があるけれど,トリノでの講義のような緊張感はあまりないので,徐々に修学旅行のような気分になってきた(という割には観光も夜遊びも大してしていない。)。
ジュネーブで割り当てられたホテルはWIPOに近い中級以上の快適なホテル*1で1部屋をクラスメート2人でシェアする。ホテルの内線同士の通話は無料で,私達は誰が何号室かというリストを事前に渡されていた。

さて,ある夜手持ち無沙汰になったLちゃんと私はなぜか各部屋にいたずら電話をすることに。「○○国(相手の出身国)からコレクトコールがかかっています。お受けになりますか?」と言って相手が本気にするかどうかを見て楽しむというもの。殆どの人がいたずら電話と見破るが,次第にふざけるのがエスカレートして,「ナマステー(ありがとう)!!!」(インド人に電話したつもりが彼は寝ていて同室のクロアチア人が電話をとって冷や汗。) とか, 私がLちゃんのふりをして北朝鮮人が2人でシェアしている部屋に「ナヌンLイムニダー。チョアヨ(Lです。あなたが好き。)。」とか酔っ払っているわけでもないのにやりたい放題。ここ2週間程鬱屈した気分で過ごしていたからか…学生って素晴らしい。迷惑をかけた皆さんすみません(ここを読む人は1人もいないと思うけど。)。

*1:後で調べたら1泊150ユーロもした。