トリノの道もローマに通じていた(ローマ旅行その3)

fkitty2006-10-22

この日はとても天気がよく,レンタサイクルで旧市街地を回る。それにしても教会の多いこと。ローマっ子曰く「ローマではいたるところに教会があり,いつも結婚式が行われている。」とのこと。観光していても,これは一体宗教なのか美術なのか判別がつかないモノ多し。実際両方なのでしょう。
観光は早めに切り上げ,地元のエノテカ*1でくつろぐ。ワインだけでは飽き足らず,グラッパという強いイタリアの蒸留酒*2にも手を出し始める。これは強いだけではなくて香りがいいので最近のお気に入り。本日のカルチャーショックは,私ではなく友人達のもの。ローマは教会が多いという話から,どれだけ自分に信仰心があるかというナイーブな話になり,皆それほど宗教に熱心ではないということで意見が一致した。ただ, 私が「殆ど無宗教で,何かあったときもお釈迦様助けてと祈ることはないしお寺にもいかない。」と言ったときは皆一様に驚いていた。これって日本ではそんなに珍しい態度ではないと思えるけどやっぱり他の国の人にとっては理解しがたいだろうなあ。

その後寝台列車で帰途に。実際のところ,地元の友人に週末丸々使ってローマを案内してもらったけれど,ローマを見尽くしたという気は全くしない。週末だけではローマを見るのに全く足りない。「またローマに戻って来れますように」と言いながらトレヴィの泉にコインを投げてきたので,ローマはこれが最後ではないはず。

*1:ワイン販売店でワインバーを兼ねているところも。

*2:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%91