トリノの道もローマに通じていた(ローマ旅行その1)

fkitty2006-10-20

テスト後の開放感いまだ衰えず,次回テストやら修士論文のアウトライン提出やらを控えているにもかかわらず,急遽イタリアの首都ローマへ。夜の11時30分に治安の悪いことで有名な*1ポルタ・ヌーヴァ駅で待ち合わせ。
これは,トリノを真夜中に出発して明け方にローマに着く寝台列車を利用するからで,着いたその足で観光が始められるという,何とも学生らしい旅。ヴェニスに引き続きまたもや弾丸旅行。ちなみに帰りも日曜の夜ローマ発月曜の朝トリノ着で月曜の朝9時からの授業にはぎりぎり間に合うというもの。

実は寝台列車に乗るのは国内外を通じてこれが始めて。アメリカ横断のときは普通座席だったし。クラスメートとは離れて1人女性車両というものに乗せられたが,スリが多いことで有名なイタリア,女性車両だと余計にスリにとって好都合なのでは等々怯えるも,寝台で論文のための資料を読んでいる内に熟睡。明け方何事もなくローマに到着。

後日,イタリア人の友人(女性)が「身の安全と荷物のことを考えて,1人のときは絶対寝台列車にのってはダメ。私は夜行列車に乗る場合普通座席を取ってかつ安全のためにあまり眠らないようにしている。」と忠告してくれたのはいいけれど,最初に言って欲しかったなあ。

*1:トリノ中で最も治安の悪い場所。特に夜は最悪。