料理人の階段登る
地味にアメリカ料理強化月間を続けている。今回のお題はアーティチョーク,和名を朝鮮アザミ*1。普通のスーパーで手に入るが,日本では見たことがない。何かの花のような外見だけど,果たしてどう扱えばよいのか。
ウェブで色々とレシピを探したのだけれど,単に煮るとか,単にオーブンでボイルするのがもっともポピュラーな調理法のよう。簡単だ。
アーティチョークを半分に切って鍋で煮ること約45分,その後オリーブオイルを塗ってオーブンで15分。皮(というのか?)は筍の皮のようで,それ自体は食べられない。茶碗蒸しに入っている「ゆりね」のような食感の芯が主に食用部分*2。
肝心の味は,まさにゆりね。最近お気に入りのフェタチーズのディップをつけたらまあまあ美味しかった。しかし,これで正しく料理できているか若干の不安は残る。韓国人と日本人とで英語で話しているときに感じる不安といえば分かってもらえるだろうか(韓国の皆さま度々すみません。)。何となく,アメリカ料理のレベルアップが図れたという自己満足はあるものの。
不思議なことに,アーティチョークを買うときに,レジのお姉さんはこれをアーティチョークと判別できず「これは何か」と聞いてきたので,自信満々に「アーティチョーク!」と答えた。さらに彼女は,アーティチョークという英語の綴りが分からずレジを通せないようで「スペルは何か」と私に聞いてきた*3。そこまで知らんよ。というより知っていたけど自信がなかった。悔しいので次の機会に備えて完全に覚えよう。よろしければご一緒に。
ARTICHOKE