交通手段

火曜日の朝テレビをつけてみると,NYの電車とバスのストにより,暗いうちからマンハッタンに徒歩で通勤する多くの人達の姿。外は22度(華氏)の寒さ。ストはその夜になっても終わらず,次の朝になっても夜になっても。NY市長は「このストはillegalだ」*1としきりにストを糾弾するもののストは構わず続行。スト終了に向けた交渉とかが行われているのかは全く不明。テレビは困っているNY市民をひたすら取材するのみ。NYの方々大丈夫ですか?
日頃はノースカロライナ交通機関が殆ど利用できないことに文句を言っているが,こういうときだけは好きな時に好きな場所へ行ける車もいいものだと思い直す。さらに今年のNCはおそらく今年の東京よりも暖かい。
ところで,私は車に乗るのがあまり得意ではないということがアメリカに来て判明したことの1つ。住所と地図さえあればどこへでも行けるし,高速での運転は得意だけれど(レーンを変えずにアクセルを踏んでいるだけの場合に限る。)その他がどうもいけない。アメリカの広い駐車スペースであってもパーキングに一苦労するし,ちょっとした自損の類は絶えず,縦列駐車などとんでもない。お酒も飲めないし…。
どこにでも行けることは自分が自立した人物であるかのような錯覚をもたらすが,私にとって事故の不安というその代償は大きく,運転中は気の休まるときがない。実際ここに住んでいる人達は車を持たないという選択肢がないので,こういうことを思いもしないだろうが。

[追記]NYのストは3日目にしてようやく終了の目処が立ったようです。

*1:どの辺がそうなるのか最近lazyなため調べてない。