California Zephyrの旅(6)中華街のびっくり朝ごはん

fkitty2006-08-13

サンフランシスコの中華街は大きいと聞いていたので,そろそろ醤油系のものを食べたくなったこともあり,朝粥か朝ラーメン(!…またか。)を求めて中華街へ。確かに立派な中華街で,NYのより立派かつ充実している気がした。


途中の可愛い土産物屋さんで売り上げに貢献しつつ,レジの人に「この辺で地元の人が行く,観光客向けではない(ここ重要)朝ごはんを食べるところはどこ?」と聞いて教えてもらったので早速そこに行ってみた。お客さんは確かに地元の中国人っぽい人ばかりで期待も高まる。ところが渡されたメニューを見て驚いた。全てサンドイッチやワッフル等のアメリカンメニューだった。壁にはべたべたと何とか粥とか何とか飯とか書いた紙が貼ってあるのに…見れば周りの地元中国人(年配層多し)は皆アメリカンフードを食べている。何てハイカラなの!しかしここはアメリカ,交渉次第で何とでもなるはずと「私は麺とか粥とかの純粋チャイナな朝ごはんが食べたい。」と言ったところ,朝はやっていないとあっさり断られる。ここはアメリカじゃなくて中国だった…。


仕方がないので,随分私から離れた席にいる家族が中華柄の椀を抱えて何か食べていたのを発見し,お椀ということは幾分中華風なんだろうと推測して同じものを頼む。出てきたものは写真どおり。マカロニ何とかという名前がついていたけれど,結局のところお湯の中にふやけたマカロニとミックスベジタブルとハムが大量に入っているという代物。感想を一言で言えば,人生でめぐり合った最もまずい外食。おいしい物に巡り合うために労力をを惜しまなかったはずなのに,なぜ??という疑問を残しつつ,香港ミルクティーという激甘な飲み物と共に頑張って半分位食べる。