Philly観光

fkitty2006-06-26

土砂降りの中(これは伏線),某国領事館にて何とかビザ申請を済ませる。実は八方手を尽くしても自分がここの領事館でビザ申請ができる資格があるという確たる保証を得られなかったので,一応受領してもらって一安心。後は天に祈るのみ。それにしてもアメリカ人と某国人しかいない領事館内(20㎡位の広さ!)で,カタコト英語の私の存在は皆の注目を集めていた(ような気がする)が,こっちは必死なのでそんなことには構っていられない。


ここ1ヶ月の間の懸念事項が一応片付いたということで,気をよくして観光へ。Independence National Park内をぐるっと一周する。茶系のレンガ造りの歴史のある建物が多く雰囲気は本当にボストンに似ているけれど,建国の地ということでこっちが本家か。歴史を勉強するいい機会なのか,天候の悪い平日にもかかわらずたくさんのアメリカ人観光客をみかける。ボストンでもそうだったけれど,アメリカは血を流して自由や独立を勝ち取った国で,だからこそそれらは尊いというような記述を至るところでみかける。この点に関しては,日本人である私はたとえ頭では理解できていても,本来的な意味での理解は難しいと思う。


その後,全米3位の規模を誇るというフィラデルフィア美術館に行こうとするも,運悪く月曜日は休館日。やむを得ず,少し郊外にあるペンシルバニア大学を見学する。Phillyダウンタウンとは少し異なる牧歌的かつアカデミックな雰囲気の大学構内で,「2年前はよくもこの私を振ってくれたわね。追加書類まで提出したのに。キーッ。」と恨みがましくロースクールを見つめている人約1名がここに(笑)。ま,今となってはPhillyで暮らす自分など想像もできない。でもでも,証券取引法のクラス出たかったなぁ。