Let's Go Canes!

fkitty2006-01-15

プロアイスホッケーを観に行った。地元のCarolina Hurricanes*1セントルイスのSt.Rouis Bluesの試合である。アイスホッケーのルールを知らないので,どうなることやらと思っていたが(よみがえるアメフトの悪夢),パックをゴールに放り込めば1点ということ以外は,ペナルティをしても退場わずか2分等の細かいルールがあるだけらしい。

休日だからか結構人が入っていて,勿論全員がCanes(Hurricanes)のファンである。20分のゲームが休憩をはさんで3回繰り返されるが,野球やアメフトのように攻守の交代がないから試合が止まることはなく,かといってサッカーのようにずっと続くのではなく,リズムがあって初めてでも結構面白かった。点数がなかなか入らない競技と聞いていたにもかかわらず,ゲームが始まってすぐに2点先行されたが,Canesはその後2点を入れて追いつき,最後の回で1点入れて気持ちよく終了かと思いきや,終了8秒前に更に1点を追加して大歓声の中でゲームが終了した。興奮して会場入り口でもらったスポンサーのロゴ付き帽子をみなリンクに投げ込む光景は,大相撲の座布団投げを思い出させるものがあった。

バスケットボールや野球の試合とちょっと違うのは,Canesも相手チームもAfrican Americanの選手がいない。というより,いわゆる白人しかいない。この点に関し,アイスホッケー経験者によれば,アイスホッケーをするのはお金がかかるからという話が出たが,それにしても偏っている。それと比例するかのように,African AmericanとHispanickの多いここNCでも観客席は見事に白人だらけ。私達がかろうじてcoloredの比率を上げていた。

気分もよく帰りがけにCanes Shopでフレンチスリーブがかわいい真っ赤なCanes Tシャツなどを友人とおそろいで買う。この店の熱気は夏に寄った阪急百貨店のタイガースグッズコーナーに似たものがあり,勝利がもたらす経済効果は万国共通であることを実感する。