車がなくては生活ができないとここでも繰り返し言っているが,最近のガソリン代の高騰とその高止まりが家計をかなり圧迫している。アメリカに来たころ$1.5/gal*1だったのが,先月からずっと$3/galを超えているという有様。加えて通勤時間が3倍になったことからガソリンの減るのが早いことといったら。いつもなら何も考えずに満タンにしているが,最近は$25を越えるとレバーを抜きたくて仕方がない(セルフ方式)。「ガソリン高騰のせいで共和党員のブッシュ支持率がほぼ10%下落した。」と先月のCNNで言っており,そのときは共和党員というのは何と節操がないことか,とちょっと冷淡に見ていたが,ここまで続くとその気持ちも分かるというものである。ここの人たちはみないかにも燃費の悪そうな車に乗っているし。
ところで,燃費の悪さといえば,先月引越しのために大型トラックを借りたが,約4時間走っただけでガソリン切れになり,それだけでも驚いたのに,ガソリン代が軽く$80を越えたというのもまた驚きであった。いや,そもそもトラックにはバックミラーがないこと,サイドブレーキと「パーキングモードやドライブモードに切り替える部分」(正式名称不明)がハンドルの下部(というより,ほぼ足元)に付いていること自体に驚いた。トラックを自分で運転する気十分だったのが,アパート内で50m運転してあえなく挫折した。世の中には知らないこと,できないことが多すぎる…。

*1:1gal=3.8L