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*1ハリケーンKatrinaがルイジアナ州とミシシッピ州とを直撃していた頃，ちょうど帰国していた。ニューオーリンズとケイジャン料理に魅せられた私としては，テレビから流れるFrench Quarter*2の様子を見て心を痛めつつ，姫路駅前のCafe du mondeの支店に入ってコーヒーをすすりながら，店員に「ここの店は本店の台風に関し，募金とかなんかやってるんですか？」と質問をする（いちゃもんをつける）位しかできなかった。アメリカに戻ってからも，できることといえば，買い物をした後に「カトリーナ募金箱」におつりを入れること位だった。日本と違い，現金をあまり使わないカード社会なのでその募金も頻繁にはできていない。
そんな中，USA todayに，ニューオーリンズのランドマーク的存在，Cafe du mondeが来週から再開されるという嬉しい記事が載った*3。ニューオーリンズといえばCafe du monde, Cafe du mondeといえばニューオーリンズ。観光客を呼び戻すのはまだまだ無理としても，復興の象徴として，このニュースは地元の人をどんなにか勇気付けることか。日本で言えば，阪神大震災における三宮駅前大丸のリオープンみたいなものかと思われる。この記事とそれに続く関連記事には，Cafe du mondeにしてもその他のFrench Quarterのレストランにしても，金銭的問題は全くなく，人手不足が深刻な問題ということである。就学年齢の子供がいる家庭は，学校が再開されないのを受けてニューオーリンズを去ったのだ。
ロースクール時代に比べ時間に余裕ができた私。人手不足解消のためにお手伝いしたい気持ちは山々だけど，ニューオーリンズはちょっと遠い。よりカトリーナ募金に協力するとか，Cafe du mondeのオンライン通販*4で買い物をするとかが少しでも助けになればいいけれど。
