いつもにまして地味な(ロースクール生としては当たり前な)日々を地道に送っている。あまりにも論文が進まないのは,ひとつには私の選んだトピックがあまり個人的興味をそそるものではないからということに気づいてしまった。トピックを変更することは時間の関係からも,指導教授との関係からも*1難しい。「日米法律事務所のマーケティング戦略について」とかなら筆も乗るだろうに。すっかり学生根性がしみついた私がこんなとき使う奥の手は,これをクライアントから依頼された仕事だと思い込むことである。そうすると個人的な好き嫌いを捨てて事に取り掛かれるので。
教訓:論文のトピック選びはくれぐれも慎重に。

*1:入学時に各人に1ないし2人の論文のための指導教授が割り当てられる。私の場合「私はcorporate lawyerだ。」と言い張ったせいか(?),corporate law では結構有名な教授をつけてもらったという経緯あり。