記念すべきロースクールのテスト第1弾は,Legal Research に関するもの。比較的軽めの科目のため,あろうことか一夜漬けであり,準備不足は言うまでもない。自分が結構緊張しているのが分かったため,「私は高校・大学は普通に受験をしたし,簿記,珠算,ビジネス法務検定,英検,ピアノグレード,TOEIC。。。(以下略)を受けてきたので,平均的アメリカ人よりも絶対試験慣れしているはず。」とつぶやいてみたりする。*1法律家は言葉が商売道具である以上,英語自体で苦労している私はかなり致命傷的な答案を書いているものと推測される。逆のことを考えればイメージがしやすい。日本語の日常会話が片言のアメリカ人が日本の法学部で「コノケイヤクニハ,ホウリツジョウノカシガアリ…」と言っているのと同じなのだ。


ロースクールの試験の方式は,全員が同じ部屋で一斉に始める試験(この中でもOpen book方式とClosed book方式がある。)もあれば,家に一日持ち帰って24時間以内に回答を書き上げる試験,図書館等の大学内のどこかで2時間以内に回答を書き上げる試験等があり,バリエーション豊富である。回答時間も科目毎,教授毎にまちまちであり,もっと楽勝科目をとっておくんだったと後悔するのもこの時期である。

*1:言うまでもなくこれらの試験は日本語で行われたが。TOEICを除いては。