Law school の授業は,私の場合,平均して1日3コマ。1コマの授業が50分…と考えると,日本の大学の90分授業と比べて随分と楽をしているようだけれども,事実は全くの逆。授業に備えてCasebookを読み,授業で当てられた場合すぐに答えられるようCase brief(Caseの内容をペーパー1枚にまとめたもの)を作成していたりすると,時間はあっという間に過ぎ,毎日予習が終わらないということの繰り返し。


秋学期に私がとっている科目。
Legal Writing
Introduction to American Law(以上必修)
Business Organization…日本でいうところの会社法
Contract
Insurance Law


Business  Organizationは,法以外にもAccountingや立法のことまで踏み込んで教えてくれることに少し感動。日本だと,Cooperate Lawの授業は,純粋に商法の条文のお勉強にとどまっているから。ただ,裏を返せば,かなり広範囲にわたって,しかも深く授業が行われているので,英語がまだまだ不自由な私は,日本の会社法アメリカのと結構にている)の知識をベースにguessすることが多い。
Contractは,Consideration(約因)等英米法独自の概念があり,毎回専らCaseを分析することで授業が進んでいく。
Insurance Lawは,日本に戻ってからの業務に直結することが明らかだったので,半ば義務的に履修登録したが,きちんと理解できると(ここが大切),結構面白い。Professor がかなりユニークで,Insurance Policyがカバーしない場合(自然災害など)について勉強した際は,生徒にポップコーンを振る舞い,延々と某eruptionのビデオを見せ続けたことにもその一端がうかがえる。この際「それが当該Caseと何の関係が?」というつっこみはやめておく。