化粧品をスーパーマーケットで。

アメリカ人女性は化粧水をつけるという習慣があまりないのか,tonerと呼ばれている化粧水を手に入れるのが難しい。アメリカのマツキヨにあたるCVSですら2,3種類しか化粧水を置いていないので,難しいというより選択肢がめちゃくちゃ少ない*1。仕方がないので6ドル位のそれを使っているが,幸せなことに別段今のところトラブルはなく,安物が似合う私である。


そうなると,日本で使っていた高い化粧水は一体なんだったんだろうという疑問が沸いてくる。あと,肌に気を遣っている女性よりもさほど気を遣わない男性の方が概してすっぴん肌がきれいな理由は,女性が毎日肌に長時間のせては落とす数々の化粧品のせいじゃないかという疑惑を前々から持っていたが,日本ではそのことを調べてみる時間的余裕も精神的余裕もなかった。自分の肌で下手に実験して失敗すると大変なことになるし。サービス業ですからね。


最近,化粧品の成分に関するウェブサイトなどでちょこちょこと調べているが,調べてみての感想は「知らなければよかった。」。こんなものを見てしまうと化粧品が買えなくなる。さすがに買わないという選択肢はあり得ないので,妥協点としてなるべく添加物が少ないものを選んで買うようにしようと思い,いままで関心のなかった成分表示欄を分からないなりにも見るようになった。


それにしても驚いたのが,家から車で5分の地元のオーガニックスーパーEarth Fare*2の優秀さ。日本のウェブサイトで調べた肌に悪影響を及ぼさない化粧品が殆ど揃っている。ブランドでいうとhttp://weleda.jp/about/index.shtml,Logona*3,Lavera*4そのほか多数。日本で買うのに比べてお財布にもやさしく,この間は日本で一時期品切れが続出したヴェレダのホワイトパーチオイル(4000円)が$14だったので小躍りして即買い♪


Earth Fare といえば,外はカリカリ中はもちもちのおいしいベーグル目当てに最初は通っていたが,そんなに大きくない店舗の割には品揃えが豊富で,お洒落で*5,野菜がおいしく,スタッフがとっても感じがいいので色々と買うようになり,今やスタッフに顔を覚えられている(おそらく私がyellowだから。)。Earth Fareの唯一の欠点といえば,ついつい買い過ぎてしまうこと。オーガニックスーパーはその名のとおりオーガニック物を扱っていて,例えば「体にいいジャンクフード*6」なんてものが存在し,ジャンクフードを買うときの後ろめたさを取っ払ってくれるので,お財布の紐が緩むことこの上ない。それでもいいから日本に進出してほしいなあ。

*1:デパートでもtonerの選択肢は少ない。

*2:http://www.earthfare.com/

*3:http://www.logona.com/

*4:http://www.lavera-usa.com/

*5:食べ物がまずく見えない程度の暗めのオレンジ色の照明等々。他のオーガニックスーパーにも行ったがここが一番好み。

*6:もはやジャンクではない。