わが同級生はかなり仲がよく,毎日のほとんどを図書館の定位置で共にすごし,何かと理由をつけては,ときには理由もなく,最低月に1回は大規模なパーティを開き,その他に学内でも誕生日パーティなどを開いている。同じロースクールのLLM生でも,去年は全くこの手の全員参加型のイベントをしていなかったらしいので,学年によってカラーが全く違うということだろう。仲がいい理由のひとつは,数の面で日本人が多数派だからではないかとひそかに思っている。私以外の日本人同級生は,皆年上の企業派遣の男性(大半が管理職)だが,彼らは同級生のパワーバランスを読み,気を遣い,時には相談に乗って…という術に本当に長けている。あと彼らは根回しがうまい*1。ジャパニーズビジネスマンも捨てたものではない。私といえば,おそらく企画力だけは彼らに勝っていると思うがそれ以外のことは,彼らに甘えっぱなしで勝手きままに振舞わせてもらっている。

LLM生がまとまる他の理由は,おそらく,時間の感覚が微妙に異なるラテン系とインド系*2。の同級生が少ないことも理由のひとつかもしれない。なお,私は今まで会ったラテン系とインド系の人々の気質が大好きで,これはグループ行動という面から述べているに過ぎないので,念のため。

*1:余談だが,交渉術の講義をとっている同級生にNEMAWASHIの話をすると大いにうけた。根回しは国際的にも通用するのか?

*2:パーティの主催者でありながら1時間半遅刻するとか。あり得ないけど実話。