イタリア語を始める

いつのまにかイタリア行きまで1ヶ月を切っている。授業開始までちょうど1ヶ月。来月の今頃はいったいどうなっているのだろうと心配すればするほど頭が痛くなるので,なるべく考えないようにして(いいのか?)残り少ないNCでの生活を楽しむことに専念することに。


とはいうものの,来月からは1人でスーパーに行って食料品を買ったり,携帯電話を買ったり,アパートの契約をしなければならない。大都市とはいえないので英語が必ずしも通用するとは限らない。フランス語も韓国語も超初級レベルに留まっているので,さらに新しく語学を始めるのは気が進まない…と,結構イヤイヤながら始めたけれど,やってみるとイタリア語は楽しい。これは,イタリア語の発音が日本人になじみ易いところから来ていて,未だに初見の単語は怖くて発音できない英語や,お箸を口に挟んで喉からうがいをするときの音を出しながらRの発音練習をしていたフランス語(この涙ぐましい努力の殆どが徒労に終わっている。)に比べるととにかくラク


第2次世界大戦後にシベリアに抑留されることが決まった後,中国からシベリアに搬送される列車の中でたった10日間でロシア語をマスターした日本人兵がいるというの話を聞いた際,そんなに切羽詰っているならマスターできるのも当然とか思っていたけれど,この私も実は切羽詰まっているはずなのに,それにしては,英語が通じるであろうという希望的観測の元,いまいち本気で取り組めない…とりあえず数字の1から20までは言えるようになった。