スロークッカーをおそるおそる使ってみる。

滞在先にあり前から気になっていたのがスロークッカー。これは,煮込み料理の煮込む部分のみを担当してくれる電磁調理器のこと*1 。夜寝る前に材料を入れてスイッチオンしておくと,低温でコトコト煮込みが始まり朝には出来上がっているというモノ。おそらく仕組みは炊飯器と同じ。


オスカー女優のリーズ・ウィザースプーンの得意料理はスロークッカー料理らしいが,この手軽さ,作りのシンプルさかつ見た目の大きさ(4合炊き炊飯器の1.5倍の大きさはある。)はこれぞアメリカの調理器という感じがする。ミキサーにしろ,コーヒーメーカーにしろ全てこの調子なのだから。こっちの家庭では一家に一台ぐらいの勢いで普及していそうだけれど,ご想像のとおり通常サイズのスロークッカーはすごく場所をとるので,住宅事情を考えると日本であまり普及していない理由も分かるというもの。にしても,これを料理と言ってよいのか…リーズよ。


そういうアメリカンな調理器具で何を作ったかというと,コテコテ日本料理の豚の角煮(もどき)。続いてチキンカレー。双方とも肉がホロホロと柔らかく煮込まれておいしく,これまでつきっきりで鍋を見ていたことがばかばかしくなるほどの出来栄え。忙しくてもおいしい煮込み料理を食べたければ絶対これ重宝するはず。早速日本に帰ったら買う物リストにあげておこう。そしてアメリカンなスロークッカーレシピを開拓せねば。