アメリカの美容院では決してパーマをかけてはならないが,アメリカのカラーリングの技術は日本より10年先を行っていると1月に行ったNYの美容院で聞き,夏になったことだしカラーリングを試してみることにした。私の担当者がほんのすこし赤みが入ったきれいな茶色に染めていたのでそれと同じ色にしてもらうことに。液をつける前に担当者が,黒い髪が伸びてきても目立たないように○○○にしてもいいかと聞いてきた。○○○がよく分からなかったが,おそらく,髪の生え際をぼかして染めることだろうと勝手に推測し,適当に「OK!」と快諾してしまった。
ところがところが,出来上がりは,想像していた髪一面に色が入るものではなく,色味がハイライトの状態で縦に入っているだけのものである。おそらく私の半分の髪は黒いまま残っている。ということに家に帰って気づいたが,さほどおかしくもないので放っておいた。それから約半月たった今,ハイライトの部分が見ようによっては黄色になってきた気がする*1。このまま黄色化が進めば,ハイライトと併せ,一昔前の一部の不良しかしていなかったような髪になってしまうのではないかとひそかに恐れている。ただ,ここでは誰もそんなことを気にしていないのが不幸中の幸い。

*1:その点から言えば,この色が髪一面に入らなくてよかった。