通っているダンスのクラスが大学の休みにあわせて休講となるので,近くのYMCAのスポーツクラブに入会する。懸念の月会費は日本と比べてほぼ半分位。器具を使うエアロビクスのクラスとヨガクラスの充実ぶりに驚く。早速ピラティス*1のクラスに出席してみる。“パワーピラティス”と銘打っているだけあってかなり筋力を要する内容で,へとへとに。プログラムの最後に先生が,「ではみなさん背を壁につけて膝を直角に折り曲げて手は床と平行にまっすぐ前へ…」と指示する。
これはもしや懐かしの人間椅子(別名:空気椅子)
その瞬間,中学生のころのテニス部のしごきがフラッシュバックする。ダブルスを組んでいる相方が校舎(校庭ではない。)を一周ランニングする間,スコート姿のまま人間椅子の形で確か5分以上耐え続けるという恐ろしいものである。泣いている同級生の顔,相方がなかなか来ないことへのイライラした気持ち,人間椅子の次にやらされたランニング…そんなことを思い出しながらした久々の人間椅子は,たった2分間でも相当きつい。