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LLMのプログラムで隣の市にあるFBI*1とシークレットサービスのオフィスに見学。着くなりFBIのプロパガンダビデオを見せられ,皆法律家というよりは,ミーハーな一市民に戻ってしまう。聞くところによれば,9/11のテロを境にFBIの役目はテロ防止へと大きく舵を切ったらしい*2。勿論映画で見るような複雑怪奇な殺人事件は今でも取り扱っているらしいが。FBIにも法律家の需要はあるらしく,半ば真剣にFBI入りを考えた同級生もいたようだが,そこは天下のFBI,アメリカ国籍がないと就職は無理。実は私も小説「羊達の沈黙」シリーズや,「検屍官」シリーズのファンなのでその気持ちは分からないでもないような。
その後シークレットサービスの説明を聞く。驚いたことに要人の警備というのはシークレットサービスの仕事の極一部にしかすぎず,偽造貨幣,クレジットカード詐欺といった類の犯罪の調査もシークレットサービスの領域のようだ。イヤーピックを実際に耳につけてもらい,腰につけた銃を見せてもらい,大いにミーハー心を満足させられる。
その後オフィスが同じということで,検察官（訟務検事含む。）にもお会いするが,日本では一見かっこよく見える検察官が,ここでは前２者と比べて何となく地味なたたずまいであった。

*1:Federal Bureau of Investigation http://www.fbi.gov/

*2:益々CIAとの区別がつかないような…。