10月のハロウィン,11月のサンクスギビング,12月のクリスマスと行事が続くことに慣れてしまったせいか,実は,年明けから行事がないと感じていた。ロースクールの受付もそう感じたのか,1月の半ばごろからハートが飛び散るバレンタインデーの飾り付けが少々場違いな感じで施されている。
ところで,アメリカのバレンタインデーの内容について聞いたところ,義理チョコという美しい(?)習慣はなく,本命のみ。本命は本命でもチョコに限られるわけではなく,また女性のみからプレゼントを贈るものではなく,男女間で相互に送りあうものらしい。勿論ホワイトデーなるものは存在しない。*1。これで,今年は年中行事である義理チョコ対象者を選別し,チョコを購入し,配布することをしなくてもよくなったと思っていたら,どうやら日本人同級生は日本の文化がアメリカに持ち込まれることを少し期待しているらしく,さらに韓国バレンタイン文化は日本のと全く同じものらしい(ホワイトデーまであるのも同じ。)。さらに,それ以外の国からも「仮にチョコレートをもらっても本命チョコとは誤解しないから!」とわざわざ親切に言ってきてくれる人もいる。やれやれ。

*1:何でも商売に結びつけたがるアメリカ人に義理チョコ文化が定着しないはずはないと思うのだが。定着すれば,お菓子業界の売り上げアップがかなり見込めるはず。